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近視の意外な事実

「仕事ができる・いいボス」になるためにアメリカ人部下が認める「できるボス」とはたとえば、自分の家庭を大切にするアメリカ人(じつは多くの場合、奥さんの尻に敷かれているアメリカ人男性)にとって、自分の妻や子どもの誕生日を知ってくれているボス、それゆえその日に遠方への出張や残業を命じないボス、そして祝福の言葉を投げかけてくれるボスの下で働くことは、仕事を頑張ろうとする動機づけの一つになります。

もちろん、こうした情報は、部下との普段の会話の中から拾いだされるものです。 とはいえ、ボスであるマネージャーにとって、それは「いいボス」の証ではあっても、「できるボス」と認められることと直接にはつながりません。
では、部下が認める「できるボス」、優秀なマネージャーとはどういう人なのか。 これは、部下と十分話し合ったうえで部下のゴール(個人目標)をきちんと設定し、その遂行途上で適宜進捗について確認し、必要なときは適切な助言や支援を与えてくれる人であり、またその成果について公正に評価してくれる人のことにほかなりません。
これに加えて、ゴールの設定にしろ、さまざまなフィードバックにしろ、そして業績評価にしろ、そのときどきで部下との会話の機会をつくり、自分の考えを一方的に述べるのではなく、部下の話をよく聞き、常に明確な言葉によって指示を与えてくれる人。 そういうマネージャーを、部下は優秀なボスと見なすわけです。
こうしたボス像、マネージャー像に比して、日本人マネージャーは公私(仕事とそれ以外)の両面にわたって、部下とのコミュニケーションの機会をつくることに消極的と見なされています。 ことに、上司と部下の丘(通石呈沢であるべき「目標の設定」と「目標の達成に向けたアプローチ」について、ほとんど対話らしい対話が行われていません。
トップダウンの方針はあっても、それが部門とスタッフ個々人の目標にブレークダウンされていない。 上司からのその時々のこまごまとした指示はあっても、それが目標やその達成プロセスとどうかかわるのかの説明がない。
そもそも、自分たちが何を基準に評価され、その評価が給与やボーナスとどう連動するかも明らかにされていない……。 コミュニーションにおけるこのようなないないづくしでは、部下は仕事への意欲が湧いてこないでしょう。
一方、マネージャー自身は懸命に働いています。 ですが、黙ってゴツゴツ自分の仕事に集中しているマネージャーの姿を見ても、アメリカ人の部下は「よく仕事をする人だ」と感心してはくれません。


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